今年もドバイ遠征を予定しているジェンティルドンナ(牝4・石坂)ですが、ドバイの前に2月16日の京都記念を使うことが決定。同時に鞍上は福永祐一騎手になることも発表されました。

 その後のドバイでの鞍上は未定ですが、ムーア騎手にオファーを出しているとのこと。レースは、芝2410mのシーマクラシックが本線ですが、芝1800mのデューティフリーにも登録をするということです。

 ジェンティルドンナは、1月9日にすでに帰厩していて、調整が進められています。石坂師は「去年のJCを勝った過程を考えれば(天皇賞・秋を)1回使ったことも大きかったと思います。今回は大一番ですし、たたいてからやってみようかな、ということです。福永騎手はレースまでにまたがることはあると思います」と話しています。 



ドバイワールドカップの予想コメント買い目を公開中!
> 競馬総合アプリ『スマホde競馬(完全無料版)



 昨年もドバイに遠征しUAEダービー(10着)に出走したケイアイレオーネ(牡4・西浦)ですが、今年もドバイに遠征予定。出走レースは、オールウェザー1600mで行われるゴドルフィンマイル(GII)を予定しています。

 ケイアイレオーネは、ドバイワールドカップに出走予定のホッコータルマエと同じ幸騎手&西浦師のコンビ。海外初遠征のホッコータルマエにとっても心強いパートナーとなりそうです。


 明けて4歳を向かえたケイアイレオーネは、ここまで地方交流重賞とJRA重賞をそれぞれ1勝しており、さらに3歳春には、前述のとおりドバイで行われたUAEダービーに出走しています。また、当初は先行脚質で勝ち上がってきましたが、シリウスS(GIII)では直線一気の追い込みで優勝。脚質自在で経験値の高い馬です。

 いくつかレースを振り返ってみましょう。

 2012年11月に園田競馬場で行われた交流重賞・兵庫ジュニアグランプリ(交流GII)。ほかのJRA所属馬と差のない3番人気だったケイアイレオーネですが、向こう正面で早々先頭に立つと、そこからは後ろの馬に影さえ踏ませず2着に5馬身差を付けて優勝しました。2歳秋の段階で高いダート適性を見せます。



 3歳春に果敢に挑戦したドバイ・UAEダービー(GII)では、スタート後手を踏み、道中も最後方をおっつけ気味に進む苦しい展開。直線で2頭を交わしますが、結局10着に敗れてしまいました。



 日本に帰ってきてからは、3歳限定のダート重賞で3回連続の3着と好走。そして、シリウスS(GIII)で古馬と初対決を向かえます。5番人気と中穴程度の評価だったケイアイレオーネは、これまでの先行策とは違い、後方待機策を選択。3、4コーナーから徐々に進出し、直線では大外に持ち出し鋭い脚を繰り出します。先に抜け出していたハートビートソング、そしてナイスミーチューを僅かに捕らえたところがゴール。見事に古馬を退けて重賞2勝目をあげました。



 明け4歳馬ながら、これまで多くの経験を積んできているケイアイレオーネの2度目のドバイ遠征に大注目です。




ドバイワールドカップの予想コメント買い目を公開中!
> 競馬総合アプリ『スマホde競馬(完全無料版)




 昨年の3歳牝馬戦線を盛り上げたデニムアンドルビー(牝4・角居)。ジャパンカップ(GI)では、ジェンティルドンナとハナ差の接線を演じました。

 今年2014年、同馬はぶっつけでドバイの国際競走に挑戦する予定となっています。参戦するレースは、ドバイワールドカップ(GI・AW2000m)、ドバイシーマクラシック(GI・芝2410m)、ドバイデューティフリー(GI・芝1800m)の何れか。現在は、福島県ノーザンファーム天栄で調整中で、角居師は「「2月初めぐらいにトレセンに戻す予定。(日本では使わず)ドバイに直行するつもりです」と述べています。


 デニムアンドルビーは、残念ながら2013年はGIタイトルに手が届きませんでした。

 3歳の2月と、他の馬と比べてやや遅いデビューとなったデニムアンドルビー。父ディープインパクトに母の父キングカメハメハ、近親にトゥザヴィクトリーがいるという血統的背景も含めて、新馬戦から人気を集めますが、結果は惜しい2着。2戦目も2着に惜敗してしまい、初勝利は3戦目の未勝利戦となります。

 ただ、未勝利勝ちの内容が評価され、次走のオークストライアル・フローラS(GII)では、1勝馬ながら1番人気の支持を集めます。レースは、1000m通過が63秒1という超スローペースで進み、最後方からのレースとなったデニムアンドルビーにとっては非常に厳しい展開となりましたが、3コーナーから早めに仕掛けて、直線入口では先団に取り付きます。並みの馬ならば本来直線の脚は鈍るところですが、デニムアンドルビーの脚色は衰えず、きっちりと突き抜けて優勝。1番人気に応えるとともに、オークスの有力候補となりました。



 向かえたオークス(GI)。桜花賞組に距離不安が囁かれた影響か、ここでもデニムアンドルビーは1番人気に支持されます。レースは、スタートはうまく出ますが行き脚がつかず、最後方からの追走となります。平均ペースで進む中、前走の早めの仕掛けとは違い、デニムアンドルビーの内田騎手は直線勝負に賭けます。しかし、先に抜け出したメイショウマンボとエバーブロッサムを捕らえることができず、最後は脚色も一緒になり3着。スタート後の行き脚がついていれば、もう少しスムーズにレースが進めていたかもしれません。そして、このスタートでの問題が、秋のGI戦線でも同馬に付き纏うことになります。



 秋初戦はローズS(GII)は降り続く雨のせいで重馬場での発走。3歳牝馬には厳しい条件となります。このレースでも、デニムアンドルビーはスタート後の行き脚がつかず最後方からの追走。しかし、3角~直線まで長く脚を使い、重馬場を物ともせずに優勝します。



 そして、3歳牝馬最後の1冠である秋華賞(GI)。デニムアンドルビーは、ここでも1番人気の支持を集めます。しかし、この日も行き脚つかずで後方からの追走。京都内回りを意識してか、内田騎手は早めの進出で勝負に出ますが、最後は脚が上がり4着。デビュー以来、初めて馬券圏内を逃す結果となってしまいました。



 続くエリザベス女王杯(GI)。この日は、スタート直後に無理をして巻き返すのではなく、馬のリズムを大切にした作戦で挑みますが、直線いい脚で伸びてくるも届かずの5着。

 力はある。それは誰しもが認めているのですが、スムーズな競馬ができないためGIに手が届かない。デニムアンドルビーがここまでに挑戦した3つのGI(オークス、秋華賞、エリザベス女王杯)は、メイショウマンボが優勝していますが、VTRを振り返るとメイショウマンボはどのレースでもスムーズな競馬をしているのがわかります。様々なコース、条件で行われるGIレース。器用さというのもタイトルを獲るために必要な大きな能力の一つなのかもしれません。

 是が非でも欲しいGIタイトル。2013年、デニムアンドルビーにとっての最後のレースは、中1週の強行軍で挑むジャパンカップ(GI)になりました。1番人気は2012年の年度代表馬ジェンティルドンナ。鞍上が浜中騎手に替わったデニムアンドルビーは7番人気となります。

 問題のスタートですが...、今回はうまくいきます。発馬、そして二の脚も付いて難なく中団に位置取り。スローペースでレースが進む中、じっくりと脚を溜めます。そして最後の直線、外めから浜中騎手のムチに応えて伸びるデニムアンドルビー。途中少し狭くなる場面もありましたが、3歳牝馬とは思えぬ勝負根性で馬群を割り、先に抜け出していたジェンティルドンナに迫ります。そして並んでゴール。結果は...

 残念ながらハナ差でジェンティルドンナが優勝。しかし、デニムアンドルビーも3歳牝馬ながら最強牝馬にハナ差の2着となり、ファンにその力を再認識させる結果となったのでした。




 2014年、ドバイに挑戦するデニムアンドルビー。スムーズなレースができれば、世界の強豪相手でも必ず好勝負をしてくれることでしょう。非常に楽しみです。



ドバイワールドカップの予想コメント買い目を公開中!
> 競馬総合アプリ『スマホde競馬(完全無料版)